
「子どもの口がなんとなく臭う気がする」
「朝だけ口臭が強いけど、病院に行くほどかな…?」
お子さんとご一緒に来院された保護者の方から、このようなご相談をお受けすることがしばしばあります。
子どもの口臭は、大人のものよりも話題にしにくく、「様子見でいいのか」「受診した方がよいのか」と判断に迷う方も多い印象です。
本日は、年齢別に考えられる原因と、受診した方が良いケースの目安について、歯科の観点からお話ししたいと思います。
子どもの口臭の基本的な原因については、こちらの記事で解説しています。
⇒コラム「子どもの口臭の原因と対策について」
まず知っておいてほしいのは、「子どもの口臭=必ず異常」というわけではないという点です。
一時的な口臭であるケース
・朝起きた直後
・空腹が続いているとき
・水分摂取が少ないとき
・風邪気味・鼻づまりがあるとき
上に挙げた状況は、唾液の量が減ることで細菌が増えやすくなり、一時的に口臭が強くなる状態です。
しかし、口臭がいつも気になる、数週間続いている、といった場合は、何らかの原因が隠れている可能性があります。
ここからは、子どもの口臭の原因を年齢別にまとめていきましょう。
この時期は、まだ歯の本数が少なく、口臭が強く出ることは比較的珍しいです。
ただし、以下のような場合は、口臭を感じることがあります。
・授乳・離乳食後の磨き残し
・舌にミルク汚れが付着している
・鼻づまりによる口呼吸
防止策としては、ガーゼでの口腔ケアでお口の中を綺麗にすることや、鼻づまりが続く場合は小児科への相談も検討しましょう。
お子さんの口臭相談が増えてくるのがこの時期です。
主な原因としては、次のようなパターンが挙げられます。
・歯磨きがまだ不十分
・乳歯と永久歯が混在し、汚れが溜まりやすい
・口呼吸のクセが出やすい
特に、自分で歯磨きを始める時期になるので、「自分では磨けているつもり」になりやすい環境です。
そのため、親御さんによる仕上げ磨きや指導がとても重要になります。
この頃になると、永久歯が生え揃い始めることによる影響で、口臭が目立つことがあります。
・歯並びの影響で磨き残しが増える
・生活リズムの乱れ
・歯周炎(歯茎の炎症)
特に、歯並びや噛み合わせは、将来に渡り影響してくるため、歯列矯正の検討も視野に入ります。
次のような場合は、一度歯科医院でチェックを受けることをおすすめします。
・毎日しっかり磨いているのに口臭が続く
・歯茎が赤く腫れている、出血しやすい
・歯並びが気になり、磨きにくそう
・保育園や学校で口臭を指摘された
・親が近くで話すと明らかに臭いを感じる
歯科医院では、以下のようなことを総合的に確認します。
・むし歯や歯肉炎の有無
・磨き残しのチェック
・口呼吸や舌の状態
・年齢に合った歯磨き方法
口臭の原因は、お口の中だけとは限りません。
鼻水・鼻づまりが強い → 耳鼻科
胃の不調、食欲不振が続く → 小児科
原因がはっきりしない、口の中が気になる → 歯科
といったように、適した診療科は症状によって異なりますが、原因が分からない場合は、最初の窓口として歯科を選ぶのも一つの方法です。
お口の中に原因がなければ、適切な診療科をお伝えすることもできます。
歯科医院では、治療だけでなく、予防のサポートも行っています。
予防サポートの例
・年齢・歯並びに合ったブラッシング指導
・フロスの使い方のアドバイス
・仕上げ磨きのポイント説明
・生活習慣に関するアドバイス
「まだ治療するほどではないかも…」という段階こそ、実は受診のタイミングです。
子どもの口臭は、成長過程で起こることも多く、一時的であるパターンもありますが、放置するとトラブルにつながることもある、見極めが大切なサインです。
保護者の方がもし違和感を覚えた場合は、無理に悩まず、歯科医院を身近な相談先として活用してください。
彩都西歯科クリニックは、親子で一緒に通える歯科クリニックをめざしております。
お悩みの際は、ぜひご相談を。
ご来院をお待ちしております。
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