乳歯はいずれ抜けるのだから、そのまま放置しても問題ないと思われるかもしれません。
しかし、乳歯のむし歯を放置することはとても危険なことです。
そのため、乳歯をむし歯にしないために予防していかなければなりません。
どんなことが出来るか、解説していきます。
小さなお子さんが1人だけで磨くと、必ず磨き残しがあります。
そのため1日1回、夜は保護者の方が仕上げ磨きをするようにしましょう。
ときどき小学校入学とともに仕上げ磨きをやめてしまう方がいます。
しかし、仕上げ磨きは出来るだけ小学校卒業まで行うようにしましょう。
小学校高学年になると毎日仕上げ磨きをするのはなかなか難しいかもしれませんが、2、3日に1回、少なくとも週に1回は見るようにしてください。
乳歯がむし歯になりやすい場所は、歯と歯の間です。
予防するために、毎晩デンタルフロスを使用しましょう。
フッ素は歯を強くし、むし歯になりにくくしてくれます。
例えば、市販で「check up」というものがあります。
フッ素も濃度の違いがありますので、よく選びましょう。
市販されている製品のフッ素は濃度が低いですが、歯科医院で行うフッ素は高濃度のため、より高い効果を期待できます。
仕上げ磨きをしていても、磨き残しがあったり、気づかないうちに小さなむし歯があるかもしれません。
定期的に歯科医院で検診を受け、全体のクリーニングをしてもらいましょう。
また、初めて自転車に乗る時、何度も練習が必要なように歯磨きも何度も教えてもらわなければ上手くなりません。
毎回歯科衛生士から正しいブラッシング法を教えてもらいましょう。
乳歯の噛み合わせの溝もむし歯になりやすい場所です。
その溝をプラスチックの樹脂で埋めることにより、むし歯を予防することができます。
乳歯は一度むし歯になってしまうと進行が早いため、予防していくことが大切です。以下のことを今から行いましょう。
*仕上げ磨きをする
*デンタルフロスを使用する
*フッ素入り歯磨き剤を使用する
*歯科医院で高濃度フッ素を塗布してもらう
*定期検診&ブラッシング指導を受ける
*シーラントしてもらう
もしむし歯ができてしまった場合は、早めに治療してもらいましょう。
彩都西歯科クリニック
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