顎関節症は強い外傷のほかは突発的に起こるのではなく、何らかの前触れがあります。
あごが鳴っていたというのは特徴としてよくありますが、そのまま放置すると顎関節症が進行してしまうこともあります。
そこで今回は顎関節症を放置した時のリスクについてご紹介します。
【あごが痛くてかむのがつらい】
口を開けた時に顎関節やこめかみに痛みが出ることがあります。
また、食事する時にかむと痛い症状や口を開けるだけで辛いこともあります。
【かみ合わせた時に違和感を覚える】
かみ合わせがずれてあごの関節や筋肉に問題があると、あごの動きが不自然になり、かみ合わせが変わることがあります。
【口が大きく開けられない】
あごの状態が問題ない場合には大きな口を開けた時に縦に指3本分入るのですが、顎関節症の人は指が2本分しか入りません。
顎関節症で口が開けられない場合と、顎関節に痛みがでるので、無意識に動きを抑えてしまっている場合があります。
【あごを動かした時に音がする】
あごを動かした時に耳の当りでカクンカクンと音がする。
下あごの関節円盤というクッションの役割をした部分がずれたり、外れたりすることでカクカクやジャリジャリと音が鳴る事があります。
【肩こり・頭痛・腰痛など】
顎関節症になると、かみ合わせが正常な場合と違いバランスを崩してしまうので、肩やこめかみ・腰までも緊張した状態になります。
緊張状態が続くと不具合を起こして痛みがでることがあるのです。
【目の違和感】
目の奥が痛む場合や違和感を覚えることがあります。
これは、かむ筋肉の上に視神経が通っていて出る症状です。
【耳の違和感】
顎関節は耳の近くにあるため、不具合を起こすと耳に影響が出ることがあります。
そのため、耳鳴り・めまいがすることがあります。
顎関節症は放置すると食事をする時にもストレスになりますし、全身に影響を及ぼすこともあります。
あごの違和感は通院するほどではないという方が少なくないのですが、早い段階で治療を開始することで顎関節症のリスクを減らすことができます。
また顎関節症になる生活習慣も同時に改善することがお口の環境を整えるために大切です。
彩都西歯科クリニックでは口腔外科専門医が在籍しており顎関節通の治療が可能です。
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