小さい頃『歯磨きしなさい』と言われた経験がある方は多いと思います。
なぜ歯磨きが大切なのでしょうか?
実は、歯磨きをすると虫歯の予防だけでは無く、歯周病の予防も出来るからです。
①細菌
主にミュータンス菌と呼ばれる細菌です。
歯垢になって歯の表面に付着し、糖質から虫歯の原因になる酸を作り出します。
②糖質
ミュータンス菌が虫歯の原因である酸を作り出すのに糖質が使われます。
なので、ジュースを頻繁に飲んだり、飴を食べる習慣がある人はお口の中に酸が発生しやすくなります。
③環境
個人差はありますが、歯の質によって虫歯になりやすい場合もあります。
また唾液が少ないとプラークや食べかすを洗い流せず、歯の表面や歯と歯の間に残ってしまいやすい環境になるため、虫歯になるリスクが高くなります。
虫歯はこれら3つの要素が関係しています。
歯磨きをする事によって、虫歯の原因菌であるミュータンス菌を除去する事が出来ますし、酸を作り出す糖質も除去する事が出来ます。
よってお口の中が虫歯になりにくい環境になります。
歯周病は30代では7割、40代では8割がかかると言われている生活習慣病です。
最初の症状は歯茎が腫れてきて、進行するとだんだん歯を支えている骨を溶かしていきます。
歯茎が腫れている状態であれば治療によって元の状態に戻りますが、一度骨が溶けてしまうと骨が戻る事はありません。
歯を支えている骨が溶けてしまうと歯がグラグラとしてきます。
またひどくなると歯を失う原因になってしまいます。
細菌の塊である歯垢や歯石が、歯と歯茎の境目に付着して起こります。
歯垢は、歯磨きで細かくしっかりと磨く事で除去する事が出来ます。
歯石になってしまうと歯磨きでは除去する事が出来ないので、クリニックで除去してもらいましょう。
しっかりと歯磨きをする事によって、虫歯や歯周病の原因を取り除くことができます。
症状に気付いた頃にはいつのまにか進行してしまっている事が多いです。
日頃の歯みがきが大切になってきます。
1人1人のお口にあった歯みがきのコツもクリニックで教えていますので、ぜひ定期検診にいらしてください。
彩都西歯科クリニック
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