「マウスピースで歯列矯正をするってどうやるんだろう?」「金属のブラケット矯正とどう違うのかな?」とお思いの方へ、今回はマウスピースを使用して矯正を行う「アソアライナー」の治療の流れについて詳しく解説していきます、
矯正をご検討中の方の参考になればと思います。
矯正担当医が患者様の歯並びのお悩みを伺い、アソアライナーご希望の場合には装置について詳しくご説明いたします。
また、口腔内全体の診査をおこない、虫歯や歯周病がないかどうか確認。
治療が必要な症状が見つかった場合は矯正治療がおこなえませんので、先に治療をおこないます。
患者様の歯並びが、はたしてアソアライナーで矯正が可能かどうか、精密な検査・診断をおこないます。
歯型を採って模型を使ったシュミレーションをおこない、矯正治療後にどのような歯並びになるのか確認していただきます。
精密検査の内容を基に歯科医師が治療計画を立てます。
最近のデジタルアソアライナーは1回のステップ(歯型採り)でソフト・ミディアム・ハードの段階に分かれたマウスピースを使うことができるようになったことで、毎月1回歯型採りをおこなわなくても良くなりました。
患者様の状況に合わせて、1ステップ、3ステップ、5ステップのパッケージで選ぶことができるため、以前よりも毎回歯型採りの煩わしさは軽減されています。
説明を受け、患者様がアソアライナーによる治療を希望されたら模型製作に入ります。
上下の歯列の歯型を採り患者様の口腔内を模型で表し、そこにピッタリ合うマウスピースを作るのです。
アソアライナー専用のコンピューターソフトを用いて、歯を動かしたい方向に圧が加わるように設計されたマウスピースが最短10日で完成します。
アソアライナーが完成したら、歯科医院にて装着。あとは自宅で管理することになります。
1日17時間以上。目安としては食事と歯磨きで外す以外は着けたままです。
アソアライナーが緩やかな圧を掛けながら徐々に歯を動かしていきます。
その後、個々に決められた通院間隔で来院し、新しいアソアライナーと交換しながら治療を進めます。
症状や治療方法、年齢によって個人差がありますが、軽度な歯並びで半年程度から、約2年程かかる症例もあります。
目安の期間は担当医に確認しておきましょう。
治療終了後すぐは、歯並びがまだ安定しておらず後戻りすることがあります。
しばらくは「保定装置」としてのアソアライナーを装着する期間が必要です。
アソアライナーの治療の流れ、お解りいただけたでしょうか?
比較的軽度な歯並びが対象になることが多い装置ですが、もしもアソアライナーで矯正できるのであれば、金属製のブラケット装置よりも違和感が少なく取り組みやすい装置課と思います。
治療の流れや期間を参考にぜひご検討ください。
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