お子さまの虫歯予防に仕上げ磨きをされている方が多いと思います。
虫歯予防には歯磨きはもちろん大切ですがそれ以外にも気をつけてほしいことがあります。
今回は、むし歯ができにくいおやつの種類とそのタイミングについて解説していきます。
では、どのようなおやつがむし歯の原因になりやすいのでしょうか?
【むし歯ができやすいおやつ】
お口の中にずっととどまり続けるようなおかしは、むし歯を作りやすいです。
飴やキャラメルはお口の中にとどまる時間が長く、歯にもくっつきやすいためむし歯になりやすくなります。
【むし歯ができにくいおやつ】
おやつはお子さまの成長に欠かせないものです。
そのため栄養の優れたものを選ぶようにしましょう。
季節の果物や、さつまいもなどの野菜ならむし歯になりにくく栄養価も優れています。
他にもヨーグルトなどの乳製品もおすすめです。
おせんべいなどもむし歯ができにくいおやつです。
いくらむし歯ができにくいおやつを食べていたとしても、与えるタイミングを間違ってしまうとむし歯ができやすくなります。
お口の中に食べ物が入ってくると、口腔内のpHが酸性に傾き、その後30分ほどの時間をかけてゆっくりと中性へ戻っていきます。
ダラダラとおやつを与え続けると口腔内が常に酸性に傾きます。
歯の表面のエナメル質はpH5.5以下になると徐々に溶け始めてむし歯ができます。
おやつをダラダラと時間をかけて食べ続けるとそれだけむし歯ができるリスクは上がります。
たとえむし歯ができにくいおやつであっても、与え方を間違えるとむし歯ができやすくなります。
3歳以下の場合は1日に2回、3歳以上は1日に1回を目安におやつを与えましょう。
与えるときは、ダラダラ食べないように注意してください。
哺乳瓶に甘い飲み物を入れて飲ませながら寝かしつけるのは危険です。
哺乳瓶むし歯といいますが、上の前歯にいくつものむし歯を作る危険があります。
甘い飲み物がお口の中にとどまるため、寝ている間に一気にむし歯菌が繁殖してしまいます。
寝かしつけるときは、水やお茶などの糖分の入っていないものを選びましょう。
おやつはお子さまの成長に欠かせないものですが、おやつの種類や与えるタイミングに気をつけてむし歯を作らないように心がけましょう。
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