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歯並びは気になるけれど、目立つ矯正器具をつけるのは抵抗がある方は多いと思います。

そんな方におすすめの矯正が、「マウスピース型矯正装置(インビザライン)」です。

今回はマウスピース型矯正装置(インビザライン)のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)とは、マウスピース矯正の一種で、アメリカの会社が開発した矯正システムのことです。

日本では、2006年より導入が開始されました。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)には、たくさんのメリットがあります。

【1】目立たない
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は透明のマウスピースを使用して徐々に歯並びを整えていきます。

薄い透明なマウスピースは近くで見ても、マウスピースを装着していると分かりづらくブラケット矯正のように目立ちません。

人目を気にすることなく矯正することができるのがマウスピース型矯正装置(インビザライン)の最大のメリットといえます。

【2】 取り外しできる

ブラケット矯正と違って、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は自分でマウスピースの着脱が可能です。

食事や歯磨きの際には取り外しが可能なので衛生的です。

ブラケット矯正は歯磨きがかなり大変ですが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)なら取り外せるため、普段どおりの歯磨きができます。

【3】 金属アレルギーの人も矯正できる

ブラケット矯正などの多くは、金属の器具を使用します。

一方マウスピース型矯正装置(インビザライン)は一切金属を使用しないため、金属アレルギーの方も安心して矯正治療をすることができます。

【4】 苦しい型取りの必要がない

通常のマウスピース矯正の場合、新しいマウスピースを作るたびに型取りをする必要があります。

嘔吐反射のある方にとっては、非常に苦痛でしょう。

しかしマウスピース型矯正装置(インビザライン)はiTeroとよばれる光学スキャナーでお口の中をスキャンするため、苦しい思いをすることがありません。

もちろんマウスピース型矯正装置(インビザライン)にもデメリットはあります。

【1】患者さんの協力次第で効果が変わる

マウスピースは着脱が可能なため、扱いやすい反面、外している時間が長いと治療がなかなか進みません。

患者さんが歯科医師の指示通りに装着しないと、なかなか矯正が進まないのです。

【2】 症例によっては適応にならない

マウスピース型矯正装置(インビザライン)では矯正できない歯並びがります。

ご自身がマウスピース型矯正装置(インビザライン)での矯正が可能かどうか、カウンセリング時に確認しましょう。

場合によっては、従来の矯正とマウスピース型矯正装置(インビザライン)を併用して矯正を始めることもあるでしょう。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は目立たずに、手軽に歯列矯正をすることができます。

一方、すべての歯並びに対応するわけではないため、自分にはどの矯正治療はふさわしいのか、よく相談してから決めましょう。