新型コロナウィルスの影響でマスクをすることが当たり前になりました。
マスクをしているときに、自分の口臭が気になりませんか?
今回は、気になる口臭の原因と、簡単にできるセルフチェック法について解説していきます。
口臭の原因には、大きく分けて3種類あります。
【1】 生理的口臭
起床時はお口の中の細菌が多いため一時的にニオイが強くなります。
また緊張した時はお口の中が渇くために一時的に口臭が強くなります。
このような口臭は全ての人に起こりますが歯を磨いたり飲食したりすれば、すぐにニオイは弱まります。
【2】食べ物由来の口臭
にんにく料理を食べたり、コーヒーやお酒を飲んだ後は誰でも息が臭くなります。
【3】病的由来の口臭
病気が原因で口臭が起きることがあります。
これには、“全身疾患”からくるものと、“お口の中”からくるものに分けられます。
1. 全身疾患からくるもの
糖尿病や蓄膿症などの病気がある場合、口臭がします。
2. お口の中からくるもの
口臭の90%はお口の中に由来していると言われています。
そのひとつに“舌苔”があります。舌の上に苔のように汚れがたまると、そこからニオイ成分が発生します。
ほかにも歯周病がある方も口臭がします。
歯周病が進行すると、菌によって歯ぐきに炎症が起きたり、歯の周りの組織が破壊されていきます。
炎症が強いと歯ぐきから膿が出ることもあり、口臭が強くなります。またむし歯を放置していると、口臭が出てきます。
マスクをすることが当たり前になりました。
しかしどうしてマスクをしていると口臭が気になってしまうのでしょうか?
それは自分の吐いた息がマスクの中に充満し、鼻呼吸することで口臭をダイレクトに感じるためです。
またマスクをしていると呼吸しづらいため、口呼吸になる方も多いのではないでしょうか?
口呼吸をするとお口の中が乾いて菌が繁殖しやすくなります。
また吐息の中の唾液がマスクに付着し、その唾液が乾くとニオイがでやすいです。
簡単にできる口臭のセルフチェック方法!
【1】 マスクをしているとき息が臭い
【2】 半年以上歯医者さんでクリーニングしてもらっていない
【3】舌を見ると真っ白な汚れがついている
【4】 放置しているむし歯がある
【5】 使った後のデンタルフロスや歯間ブラシのニオイをかぐと臭う
【6】 コップに息を吐くと臭う
【7】手の甲を舐めて、乾いてからニオイを確認する
以上の方法で簡単に口臭をチェックすることができます。
他の人に不快な思いをさせなためにも、お口の臭いチェックをしましょう。
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